#8 あの日のトッテナム
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」自分は海外サッカーを見ることが趣味のひとつ
その中で特に好きなチームがトッテナム・ホットスパーFC(略はスパーズ)
このチームでとある奇跡がおきた
それは2019年5月9日のである。
前置きとしてスパーズは欧州の1番のクラブを決める大会であるCLに出場していた。
その大会の準決勝セカンドレグが行われた日
この大会はホーム・アンド・アウェーの2試合の合計で結果が決まるため少しルールはややこしいが前半を終了した時点で0-3の負け
勝ち進むには1点も失点せず3点取らないといけない状態の中後半が開始される…
55分、59分に立て続けにゴールを決め1点差に追いつくがその後はなかなか点が取れず試合はラストワンプレーへ…
そのまま試合終了かと思ったがまさかまさかの同点ゴール(ルール上決勝ゴール)が決まり逆転での決勝が決まったのだ
これでスパーズ初の決勝に駒を進めた
私はこの試合をテレビの前で1人で朝5時頃に見ていた
私は驚きと喜びでサッカーの試合を見て初めて涙を流した
まだ高校生の私は泣くことはカッコ悪いと思い泣くことに否定的だったけどその時は気がついたら泣いていた
この試合を通して自分の人生になにか影響があったかどうかは分からないけど諦めない心やチームが1つになって戦う姿は今も脳裏に焼き付いているしあの同点ゴールを忘れることは2度とないと思う
今でもそのチームの試合は欠かさず全試合リアルタイムで見ているしユニフォームやTシャツなどを現地から取り寄せて購入するなど激ハマリしている
正直今の日々頑張る理由は週末にスパーズの試合を見るためでありその試合の結果で1週間のモチベーションが変わるほど自分の中で大きなものになっている
その試合が無ければ今の自分は海外サッカーをもう見ていなかったかも知れないと思うととても印象深く記憶に鮮明に残る1日だったなとおもう。